皮膚の病気は皮膚科へ
皮膚の病気にかかれば、皮膚科の病院に行き治療するのは当然の行為です。
今更言われなくても、わかることでしょう。
しかし、どこからどこまでを「皮膚の病気」として捉えるのは素人にとっては難しいことです。
皮膚で大きなトラブルが起きたと病院に行くと、実は大したことがなかったという話もあります。
逆に小さなトラブルで病院に行くまでのない症状が、実は命の危険がある症状だったという話もあります。
では、敏感肌の場合はどうでしょうか。
肌に合わない化粧品を使ってしまったがために、肌が赤く腫れ上がり外出が難しくなったというのなら、皮膚科へ今すぐにでも行って下さい。
敏感肌は診療してもらえますか?
仮に赤く腫れ上がっていなくても、敏感肌であれば、皮膚科の診療を受けることができます。
そもそも皮膚科は皮膚の病気を治す場所ではありますが、同時に皮膚トラブルの相談を受け付ける場でもあります。
新宿で敏感肌に関する悩みを受け付けている皮膚科は、かなりの数に及ぶます。
寧ろ敏感肌に対応していない皮膚科を探す方が、難しいかもしれません。
肌には元々体を守るバリアの役割があります。
海で長時間泳いでも塩漬けにならなかったり、砂漠のど真ん中にいても干物にならなかったりするのは、肌のバリアが働いているからです。
しかし敏感肌になっているということは、肌のバリアが上手く働いていない証拠です。
もし砂漠のど真ん中に立ってしまうと、干物になるのは目に見えています。
敏感肌治療は保険適用になりますか?
では敏感肌の治療は、保険適用となるのでしょうかというと、症状によるとしか言えません。
冒頭にも取り上げたように敏感肌が原因で肌が赤く腫れ上がっていた場合、投薬治療を選択したら、保険適用になる可能性はかなり高いです。
でも肌に栄養素を補い調子を整える治療法の場合、保険適用にはなりません。
保険システムは非常に複雑な構造になっているものの、簡単に言えば「健康に害があるかどうか」です。
敏感肌であっても、肌にとって過酷な環境下でいない限りは、健康に害が出ることはありません。
しかし肌が赤く腫れ上がっていた場合、健康に大きく左右するため、保険適用となります。
保険は変わり続ける
ただ保険については日進月歩の変化を遂げているので、「絶対にそうだ」と断言することはできません。
もしかしたら今保険適用外となっている治療も、近い将来は保険適用になる可能性があるからです。
だからあくまでも、参考程度として留めて頂ければ幸いです。
敏感肌について悩んでいるのならば、皮膚科の医師に直接相談した方が確実です。